認定NPOフローレンス代表理事で全国小規模保育協議会理事長の駒崎弘樹氏が書いた記事

豊洲を売って、日本最大の給付型奨学金を創ろう

に、図解でプレゼンテーションを作っている高橋洋介氏が

豊洲市場を売ってワクワクするらしい駒崎弘樹氏へ。反論お待ちしております

という記事で反論していた。

駒崎氏が書いてる話をマクロ経済的に翻訳すると、つぎのようになる。教育への投資効果は、文科省の推計だと、5%と言われていて、けっこう高い。

平成21年度 我が国の教育投資の費用対効果分析の手法に関する調査研究

なので、豊洲を売った金4000億円を教育に投資すれば、GDPが200億円増える。

ところが、豊洲市場は、6000億円投資して、(減価償却費抜きで)毎年30億円の赤字を生み続ける。なんでこんなものに金を使うの?バカじゃないの?売っちゃったら。←ということだ。

高橋氏の記事は、中央市場はまだまだ必要だ、市場会計(特別会計)のカネを一般会計にまわせなんてアリエナイ、豊洲市場を売って奨学金にするなんて発想は「考えなしのバラマキ」だ、オレはずっと豊洲問題を考えてきたのに、何にも知らないクセにとやかく言うな、ってことだね。

オイラもずっと豊洲問題について書いてきたけど、駒崎氏じゃないが、豊洲問題はワクワクしない。新しい市場は必要だろうけど、中央市場の役割が縮小しているのに、あんなにデカイ建物は必要なのか、なにより費用のかけかたは異常だ。もっと少ない金額でできたんじゃないのか? 工夫すれば、赤字をもっと圧縮できるんじゃないのか?と誰しも思うだろう。

教育の投資効果の高さはマクロ経済の世界では有名だが、ハコモノとちがって、目に見えるモノじゃないので、政治家には人気がない。だから、高橋氏のように「考えなしのバラマキ」なんて書く連中もいる。しかし、教育は「国家百年の計」なのだ。とくに、この20年間、ゼロ成長という先進国の中でもきわめて例外的な経済状態が続いているわが国には、経済成長のためにも必要だと思うんだけどね。

2017.04.19 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |












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