《ヒト「アフリカ起源説」覆る?人類最古の化石、ヨーロッパで発見》という記事が出た。

 わたしたちホモ・サピエンスの種が初めて現れたのは、およそ20万年前、そしてそうした人類の祖先はアフリカ大陸が起源と考えられています。しかし、ヨーロッパで発見された化石が、今まで知られていた中で最も古い717万年前の人類化石であるという最新の研究論文が発表されました。

ヒト「アフリカ起源説」覆る?人類最古の化石、ヨーロッパで発見

この記事では「グレィコオピテクス」とあるが、ギリシアとブルガリアで見つかり、ギリシアのことを「グレコ」というので、「グレコピテクス」でいいんじゃないのかな。

ちなみに、記事には《わたしたちホモ・サピエンスの種が初めて現れたのは、およそ20万年前》とあるが、ちょっと前に30万年前に「初期ホモ・サピエンス」が生きていたという記事が出ている。

 はるか昔、現在のモロッコにあたるサバンナ地帯で、太古の人類が集団で焚き火を囲んでいた。焚き火のまわりには、彼らが使っていた石器が散乱していた。このほど、火に熱せられた石器を調べることで、彼らが生きた時代が今から30万年以上も前だったことが明らかになった。

<解説>30万年前の初期ホモ・サピエンスは人類史をこう書き換える

この《「初期ホモ・サピエンス」が30万年前に生きていた》という記事に対しても、否定的な意見があり、記事では紹介されている。

「グレコピテクス」についても、歯だけで最古の人類と決めるのはおかしい。類人猿なんじゃないのか?という反論があるが、サヘラントロプスやアルディピテクスも歯の特徴で人類としたじゃないかとの反反論もあってなかなかおもしろい。

類人猿グレコピテクスはヒトなのか?

霊長類の分類は以下のとおりだが、グレコピテクスが最古の人類だと、赤字に位置するそうだ。



霊長類
□曲鼻猿亜目:キツネザル下目、ロリス下目
□真鼻猿亜目
  ■メガネザル科
  ■真猿類
    ◇広鼻猿類:オマキザル科、ヨザル科、サキ科、クモザル科
    ◇狭鼻猿類
      ◆オナガザル上科
      ◆ヒト上科
        ◎テナガザル科
        ◎オランウータン科
        ◎ヒト科
          ○ギガントピテクス属
          ○ヒト亜科
            ●ゴリラ属
            ●ヒト族
              △チンパンジー族
              △ヒト亜族
                ▲グレコピテクス
                ▲猿人 (サヘラントロプス、オロリン)
                ▲ヒト属(ホモ)
                  ▽原人
                  ▽ネアンデルタール人、デニソワ人
                  ▽ホモ・サピエンス
                    ▼ホモ・サピエンス・サピエンス



ちなみに、現生人類の一部(といっても、むしろ多数派なのだがw)がネアンデルタール人やデニソワ人との混血であることがわかったので、彼らもホモ・サピエンスに含めるべきとの意見も出ている。

2017.06.15 | ├ 歴史ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |












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