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本日話題の記事はこれ。w

  三重県内の山で遭難し、警察に救助されたという30代の女性ブロガーが、自分を救助した警官の対応を批判するブログ記事を投稿したことが、インターネット上で物議を醸している。

  ブログによれば、女性は一人で標高約1200メートルの山に登った。地図は持ち歩いていなかったほか、登山届も「下山のルートを決めていなかったので書きませんでした」としている。

遭難女性が救助の警官にブチ切れ ブログで「何様なの?」「酷い対応」

最初に書いておくが、地図を持たず、登山計画書も出さずに登山するのはたいへん危険な行為なので、やめよう。

さて、そのうえで続けるが、この元のブログ記事を読むと、この記事には書いてないことがある。

  女性が遭難したのは下山中のこと。初心者向けだというコースで下山していた際、誤ったルートを進んで道に迷ってしまったという。ブログでは「これはもうだめだな、これ以上進んだら死ぬ」と当時の心境を振り返っている。

三重県にある御在所岳の中道という登山道を下山中、キレット(山の鞍部のうち、特に深くV字状に切れ込んだ地点を意味する)の手前で登山道にロープが張られていて、その先に道があることに気づかず、道を探して誤ったルートに入ってしまったと書いてあった。

ふつうロープは、危険だからこれ以上進まないように張るものなので、登山道を塞ぐ形で張られることはない。YouTubeにアップされている動画を見ると、このキレットが岩場でかなり急なダウンアップであり、尾根から外れないようにロープが張られている。ただし、それはキレットのところなので、上もそうなっているのかはわからない。そのようなロープと勘違いしたのか、あるいはホントに何者かが登山道を塞ぐ形でロープを張ったのか、よくわからない。

遭難女性がどこで迷ったのか、ほぼ特定できたので、書きました。(8/30)

遭難女性はどこで迷ったのか
  その後、女性は携帯電話で警察に救助を依頼。近くを通るロープウェイの職員の助けを受けて安全な場所に移動したうえで、救助のために駆け付けた警官と合流したという。

     (中略)

  ブログによれば、女性は警官から「単独で登山するとこうゆうことになるんだ」(原文ママ)などと説教を受けた後、詳しい事情を聞くために近くの警察署に移動することを求められたという。

  こうした対応について、女性は「(警官が)なんだかすごく感じ悪かった」「何様なの?」との不満を漏らした上で、

「登山で道に迷って遭難して救助を要請するなんて、本当に申し訳ないと思っているし、多大なご迷惑をおかけしたと思っているし、来ていただいて本当に感謝してます。でも、でも、それでもやっぱり物申したい気持ちになるような、酷い対応だった」

と振り返っている。

女性のこの態度に怒った連中が「炎上」させていて、記事自体が読めないくらいアクセスが集中している。


しかし、この警官の態度には山屋さんも疑問を持っているようだ。

自分はおそらく60回ぐらい現場に出動し、時には遭難者に説教喰らわしたこともあります。が、さすがに遭難者に対して「救助に来てやったんだ、感謝しろ」みたいな言い方はしたことがないです。「こっちは命がけなんだ!」なんてクソみたいなセリフも吐いたことが無いです。

内輪モメしている救助隊員ってヤバいよね

しかも、内輪モメまでしてたのには驚く。

オイラも15年前に、負傷している登山者を見つけ、警察に救助を要請したことがあったが、そこでの警官の態度には疑問が多かった。

杉林に入ると、登山道が掘れてそこが雨でつるつる滑ります。ストックを使って転ばないように降りていったのですが、不意に「すいません」と呼びかけられました。見ると、高齢の男性が登山道の横にしゃがんでいました。

「そこで転んでしまい、足を傷めてしまいました。すいませんが、携帯を貸してもらえませんか?」と聴かれました。私は携帯をもっていなかったので、「交番まで知らせてもらえませんか?」と頼まれました。見た感じではそれほど大きなケガには見えませんでしたが、複雑骨折していたのです。私が快諾すると、「すいません。連絡先を教えてもらえませんか?」と言いました。ああ、このまま逃げないようにだな、とも思いましたが、あとでお礼なんてことになると面倒なので、電話番号だけ教えました。「水を少しもらえませんか?」と男性。ペットボトルに半分ほどしかお茶が残っていませんでしたが、それを半分くらい彼のペットボトルに入れました。GPSを持っていたので、この場所をウェイトポイントに登録し、あとで捜索のときに役に立つようにしました(結局、これはムダだったのだが…)。

三ノ木戸山の分岐から奥多摩駅まで1時間半[現在の地図では2時間10分]でした。私は下りは急がない主義でしたが、今回はそうもしていられません。大急ぎで山を下りました。出発したのが4時45分だったので、だいたい1時間強で山を下り、駅前の派出所に駆け込みました。

警察官にケガをした男性が救助を待っていると話しました。男性から住所・電話番号など連絡先をメモした紙を預かっていたので、それを提出し、私の住所・電話番号など調書をつくるのに必要な情報を提供しました。

ところが依頼者のいる場所を説明したのですが、警官たちはよくわからないようでした。三ノ木戸山の北側を通る登山道は1本しかないし、杉林が掘れてつるつるすべる場所も他にはないので、わかると思ったのですが…。そこで、GPSで緯度と経度を記録していたので、それを知らせようとしたら、断られました。こういう場合、情報は1つでも多いほうがいいと思うのですが…。

この段階で、私は用済みになり、帰っていいことになりました。すぐに人々が集められたので、すぐに見つけてもらえるな、とこのときは思いました。

家に帰っても、気になるので、この日はなかなか寝られませんでした。深夜11時すぎにケガをしていた男性の妻から連絡があり、救助されたのを知りました。しかし、私が捻挫くらいだと思っていたケガが複雑骨折であったこと、すぐに見つかると思っていた男性がなかなか見つからず、結局ヘリまで飛ばして探したことなどを知り、驚きました。男性の妻は、どうしてもお礼がしたいので住所を教えて欲しいと言ったのですが、山で事故にあったらお互い様ですから、と教えませんでした。

2002年8月1日(木) 鷹ノ巣山・石尾根

ここには書かなかったが、てっきり「案内してほしい」と言われると思っており、また登るのを覚悟していたので、あっさり帰されたのには逆に驚いた。

コチラの方も書いているように、

警察の方についての考えは僕も「彼らも広義のサービス業」とは思いますが、北アルプスのように専門の部隊を置いているところ以外では「通常のサービス外」であるのは間違いありません。

雑記「御在所岳遭難記を読んで」?超初心者は超メジャーな山・ルートを選ぼう!!

警官も山岳遭難に慣れてなかったのでしょう。その不満が、遭難者への横柄な態度や、内輪モメとなったようである。


ところで、例のブログ記事を「炎上」させてる連中って、遭難があるたびにSNSで「登山者は非国民」って騒いでる連中なんだろうな。登山に興味のある人だったら、他人事じゃないので、どんなルートで道に迷ったのか調べるのでけっこう役に立つ情報が書かれているのだが、連中は、書くことがワンパターンなので、読んでも役に立たない。

2017.08.30 | 登山 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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