『アベノミクスによろしく』というクソ本の話の続き。

オイラのツイートに反論が来た。


これは軽く反論。


計算方法を変更したので、統計資料(産業連関表)が残っている1994年度までは遡及して変更している。残っていない1993年度以前は変更できない。


これがいちばん面倒くさかった。なぜなら、「その他」が何なのかわからないので、探しようがなかったからだ。しかし、それを見つけてしまうのがオイラ。

まず、この「その他」というのが、2008SNAによる変更以外の変更のことで、具体的には以下の変更点のことだ。

  1. 屑・副産物の取扱い:原則としてマイナス投入方式→マイナス投入方式
  2. 事務用品、自家輸送、再生資源回収・加工処理:事務用品、自家輸送は仮設部門、再生資源回収・加工処理は独立部門→部門として設定せず、各投入部門に割り振っている
  3. 家計外消費支出:外生部門→内生部門(中間投入)
  4. 資本形成に係る消費税:グロス方式→修正グロス方式
  5. 政府手数料:間接税→中間消費
  6. 自社開発ソフトウェア:計上対象としていない→総固定資本形成
  7. 価格の評価方法:生産者価格表示、購入者価格表示→生産者価格表示

SNA産業連関表(「統計の概要」に載っている)

ちなみに、著者は《担当編集者から,この「その他」の内訳について,GDPを作成した内閣府に問い合わせをしたところ,「内訳は無い」との回答であった》から《私の中で「故意に数字を操作したのではないか」という疑惑がほぼ確信に変わった》と書いている。

書籍版「アベノミクスによろしく」発売

産業連関表とは、国内の産業を29部門と96部門に分け、その間の取引額を表したもので(だから2種類ある)、その数値の計算方法を上記の7項目について変更したので、内訳を示せる種類のものではない。だから、内閣府(の広報?)は「内訳は無い」と答えたのだろう。それを「数字の操作」と思うところが、笑える。「陰謀脳」の持ち主だな。w

そもそもこの変更は、民主党政権下の平成23(2011)年度に行われたので、安倍政権による「カサアゲノミクス」とするのはマチガイだ。

あと、これはスゴイ。高度経済成長の存在を知らない人の登場。w

2017.11.10 | ├ 経済ネタ | トラックバック(0) | コメント(0) |












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://kitsunekonkon.blog38.fc2.com/tb.php/8888-a9db9cbe