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豊かさの指標

 国内総生産(GDP)には、その国の環境が悪化して対策費用がかかればかかるほど、GDPは大きくなるといった問題がある。また、国富は、土地の値段が上がれば上がるほど、ふえるという矛盾がある。そこで、真の豊かさを表す指標づくりが試みられるようになった。

(1)国民純福祉

 1970年代に、主婦の家事労働やレジャーなどの余暇時間をプラス項目とし、環境汚染や都市化にともなう損失などをマイナス項目として、国民純生産(NNP)に加味することが試みられた。これが、国民純福祉(NNW)である。今日では、環境から得る利益と環境に対する負荷を比較計算する環境会計の考え方も重要になっている。

(2)グリーンGDP

 近年は、国内総生産(GDP)から環境汚染や土地開発と森林伐採による生態系の破壊、地下資源の枯渇などのマイナス要素を差し引いたグリーンGDP(EDP)の考え方が提唱されている。

(3)人間開発指数

 人間開発指数(HDI)は、パキスタンの経済学者マプープル=ハクによって1990年に考案され、1993年から国連年次報告の中で公表されている。これは、人々の生活の質や発展度合いを示す指標であり、平均余命指数、教育指数、GDP指数の平均から求められる。

2017.11.27 | ├ 経済の基本 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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