FC2ブログ
この年末も(それから新春も)江原啓之氏がテレビに出てますねぇ。基本的にこの人、悪い人じゃないですから、べつに問題があるわけじゃないんです。ただ、彼が語っていることをすべて真に受けてはイケナイなぁと思うわけです。

ホラー・マンガ家の永久保貴一さんが描いた『永久保怪異談』につぎのようなものがありました。このマンガに登場する師匠のHさんのつぎの話がなかなか参考になります。





永久保貴一『永久保怪異談』(ぶんか社、2006年)



ここ2年くらい精神分析関係の本を読むようになったのですが、そこに書いてあるのもだいたい同じような内容です。

人は自分のはじまり(アルケー)を知ることができない。海馬の歯状回に顆粒細胞ができてないから…。w フロイトはそれを「子供時代は、そのものとしては、もう無い」と言いました。それに続いて、「それは夢や転移によって、代理されている」とも…。

神経症になった人がいて、その人が心的外傷を思い出すと同時に、その症状がなくなるって話が精神分析の本に出てきます。この場合、その人に心的外傷を与えた事件が事実だろうと、そうでなかろうと、その症状さえなくなれば(゚∀゚)イイ!わけです。

江原氏が相談者に語る前世とか守護霊もその類(たぐい)ではないかと思うんです。

ゆえに彼はスピリチュアル・カウンセラーなのです。


江原啓之公式サイト
オーラの泉
江原啓之スペシャル“天国からの手紙”



まあ、江原さんのほうは問題ないんですが、問題なのは美輪明宏さんのほうです。先日の「オーラの泉」では、「アメリカ文化はスラム文化」とか言って、それが日本に入ってきたのがよくない!などと言ってました。

アレは美輪さんの趣味の問題であって、文化論的にはナンセンスです。w

なぜなら、美輪さんが歌ってきたシャンソンは、フランスのスラム街で生まれた文化だから…。それだけでなく、タンゴもアルゼンチンのスラム街で生まれた文化ですし、ジャズもアメリカのスラム街で生まれた文化です。自らを否定するような発言は慎んだほうが(゚∀゚)イイ!のではないかと…。w

日本の社会を悪くしているのは、1920年代にアメリカで成立した大量生産・大量消費の物質文化なのであって、これは、スラムで生まれたのではなく、都市に住む中産階級の文化なんですよ。

2006.12.29 | 心霊 | トラックバック(1) | コメント(0) |












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://kitsunekonkon.blog38.fc2.com/tb.php/980-e7b8de67

江原啓之
江原啓之江原 啓之(えはら ひろゆき、本名:江原 勝行、1964年(昭和39年)12月22日 - )は、スピリチュアルカウンセラー、コメンテーター、作家、声楽家(バリトン歌

2007.01.17 04:52 | アユミのブログ